シゲルさんのお母様から、わたし宛にお手紙が届きます。
特別な言葉などはありませんでしたが、
それは後ろめたい程に優しくて、頬がひたひたとしていくのがわかりました。
帰って来たシゲルさんに手紙が届いた事を話すと、こう言います。
「手紙?」
「うん、葉書」
「絵はがきみたいなので?」
「うん、綺麗な写真がプリントされた葉書」
「がんばって選んだんだろうね」
いったいどのくらいの人が、誰かのお母さんから手紙を貰う事が出来るのでしょうか。
それは幸せで、どこかが切なくて、
いつまでも忘れられないものとなるのです。
そして、思います。
わたし達はひとりだという事にかわりはないけれど、
もうどこかではひとりではないのだと。
わたしはシゲルさんを幸せにしてあげられる方法を、
もっともっと考えてみなくてはいけません。


京都府にお住まいのaさん、
今夜もここを見てくれているでしょうか。
本日、お手紙を受け取りました。
手元に届くまでに少し時間がかかってしまって、ごめんなさい。
とてもとても嬉しく拝読しました。
お返事を書くので、待っていて下さいね。
と…公開伝言になってしまって申し訳ないのですが。。。
源氏パイはチョコがけがたまりません。】