2013-01-01から1年間の記事一覧

シゲルさんがスケッチしているのを、ただ横でぼんやりと眺めながら、今年が終わっていく。 わたしの願い事は、シゲルさんと共にのんきなじいちゃんとばあちゃんになることだが、本当はとっておきの願い事もある。 けれど、それは何にも記さない。声に出して…

年末に、瞳さんと。 瞳さんに悩み事を聞いてもらえるだけで、わたしは大丈夫な気がしている。 わたしのガソリンは大好きな人達で出来ているのだな。

えみちゃんが作ってくれたごはんを頬張りながら、「ああ、この子は本当に美味しいものを食べて大きくなっていくんやなぁ…」と、しみじみと思った。 素晴らしきこの世界。

割り切った付き合いや、大人の付き合いというものは、きっと歳を重ねていけばそれなりに出てくるものなのかもしれない。 そのことに、みんな器用だったり、不器用だったりするけれど、けど、そうではなくて、新しく築かれていく関わり合いもある。 学校が一…

中比良真子さんの個展『-Point-』を観るために、京都精華大学内の7-23ギャラリーへ。 もう冬休みに入っているのか学生の姿も疎らで、それでもたまたま声をかけてくれた留学生(?)にギャラリーまでの道程を案内してもらう。 長方形のギャラリースペースには…

(キッズ視線ゼロ…) みんなで我が家に集まって、猪鍋を囲んだ日曜日。 家族が増えて、みんな色々なことが変わっていくけれど、それでも写真学校時代の友人達に感じる、この変わらない心地のよさはなんだろう。 普段、シゲルさんとわたしだけの家も、今日は…

今年も作家の山内亮さんが届けて下さった、ご自身の作品集にもなっているカレンダー。 受け取る毎に、シゲルさんとふたりで、今年が暮れていくことと新しい年に想いを馳せる。大切なひと時。 三月と四月のページには、わたしが大好きなシリーズが! まだ新し…

12月の中頃。原因のわからない足の腫れと痛みに、自由に外出することも出来なくなって、気分ガタ落ち。 しょげながら一日の大半を過ごし、痛みに眠れず、毎日めそめそと泣いていた。 そんなある日、シゲルさんは言う。 「ミナちゃんの本厄は、これで全部おし…

奈須くんが届けてくれた、ちほさんからの手づくり箸置き。 綺麗にラッピングしてくれていた包みを開いて、わたしが「わぁ、かわいいー。ふくろう、大好き!」と言ったら、奈須くんは「ふくろうって、わかるんや…」と。 これまでも、何度かちほさんが手づくり…

ニシカワ秋のパン祭り♪

今年も見頃。

シゲルさんとレイトショーで、映画『世界一美しい本を作る男〜シュタイデルとの旅〜』。 夢のような時間だった。 写真集をつくりたい写真家にとって、シュタイデル社は究極の理想郷なんじゃないかな。 「わ、わ、わたしもシュタイデル社から、写真集出したい…

シゲルさんが出勤すると、ひとりで大阪へ出て、航空券の手続き。 まだまだ先のことと思っていたのに、目星をつけていた飛行機にはもう空席がなくなっていて、別の便をおさえることに(少しでも安い乗り継ぎ便で行くため)。 印刷された航空券の価格に、改め…

福ちゃんとシゲルさんと、奈良。 わたしのお勧めスポットでもある県庁の屋上へ上ると、福ちゃんは「やっぱ奈良ええなー」を連発。 長いアメリカ生活から帰国すると、日本人は連なりの風景の中に生きているのだということを再確認して、改めて驚いたのだそう…

吉年佐弥子さん写真展『星に放つ』(at “Lime Light”)。 かつて。わたしがまだ発表をしていた頃、同世代の作家の中で、強く刺激を受けていた方のひとりです。 思いがけず、六年ぶりの再会。本当ならば、会えていなかったのに。 彼女の展示を拝見するのも、と…

届いたお手紙に同封されていた、小さな手づくりのプレゼント。 季節はどんどんと秋寂びて、恋しい誰かを想う夜が長くなってきているのに、それは手のひらに春を連れて来てくれたみたいで、胸がふわりと華やいだ。 手紙が持つ、「どこでもドア」のような…そん…

久しぶりに、ひとりで眠って目覚めた夜と朝。 昨夜ベッドに入って目を閉じる時、心に「神様…」と思った。 わたしにとっての「神様」って、いったいなんなのかはわからないけれど、けど、そう思った。 こんな気持ちは久しぶり。だけど、ずっとずっと根源にあ…

写真に魔法がかかる。 幾つもの作品がうまれていく、不思議な場所。 思えば、ずっと積み重ねてきたことなのだ。 わたしの魔法の在処には、美味しいコーヒーと木のにおい。 そして、家族のことが大好きな犬。

昨日、瞳さんからプレゼントしていただいた鳥柄のテーブルナフキン。 ナフキンを広げてみると、なんと違う種の4コケコッコーが登場! 「見て見て!」とシゲルさんに言うと、シゲルさんは開口一番に「わぁ、うまそうやな!」との声。 ……………… テーブルナフキン…

お茶や食事をしながらゆっくりと話しをすることも好きだけれど、こうして四人で初めて訪れた遠足での時間は、これまた格別なものがあった。 ちょっと楽しい未来を想像する、和やかな日曜日。

庭で作業をしていると、散髪から帰って来たシゲルさん登場。 髪を切りたての時は、なんだかいつも子供っぽく見える。 アラフォーなんやけども…

「ミナちゃん、大変や。バスが事故ってる…」 というわけで。今週末も、再び京都まで。 先週も訪れたgallery nearで、大槻香奈さんが参加されている三人展へ。 中村至宏・下田ひかり・大槻香奈三人展『言葉のうまれる前に』。 三名それぞれの描写力の豊かさや…

眠たい目を強くつむったり大きく開いたりしながら、まだ太陽が昇る前の台所で、ただ黙々とシゲルさんに弁当をつくる。 自分が手を動かす音と換気扇が回る音。外はまるで音がないみたいな世界。 窓の外がぼんやりと明るくなれば、鳥達が声を出し始める。 弁当…

ふたりで京都へ。 京都造形大学で、シゲルさんの美術学校時代の先生でもあった原田要さんの展示『起源を歩く−Jomonと原田要の庭』。 原田先生の立体作品と縄文土器を並べて展示するという!なんともわくわくとする、不思議な展覧会。 照明が薄暗く保たれた展…

レトロレトロレトロトトロ…

シゲル菜園のバジル(シゲルバジル…)。 バジルって、面白いくらいに生えるのだな。

国立国際美術館。 ビル・ヴィオラ初期映像作品の無料上映会へ。

よく見ると、怖いな。

日差しはまだ真夏のように、見事に秋晴れた一日。 青空の下、風は立ち、時が震える。 産声は遠くから。

恋をした。