2011-04-01から1ヶ月間の記事一覧

大阪へ出て、幾つものギャラリーを巡った。 この季節はどこまで歩いても気持ちがよくて、歩いたぶんだけ身体も心地よい疲れを覚えながら、不思議とときほぐされていくように思う。 道をゆけば花が咲き、シゲルさんはふとそれらの名前を訊いてくる。 そして。…

起きたときから気分がよくて、普段はなかなか出来ない朝のスープづくりから始める。 途中で起きて来たシゲルさんと話しをしながら、なんとも和やかな朝の風景だった。 東京での個展を終えたばかりのシゲルさんは、来月の京都展へ向けて休むことなく新作の追…

シゲルさんは東京での個展の搬出のために家を空けている。 ひとり眠るベッドの中で想った。 “嫌いな人の言う「いいこと」も、「いいこと」とわかりますように” ツイッターで見た、糸井重里さんの言葉。 清く生きることは難しいかもしれない、それでもそう出…

わたし達の春はいつもこんな感じ。 右を向いても左を向いても絶望的に体調が悪い(花粉症のため)。 春色の汽車はど、どこですか。。。 【朝ごはん】 ・昨日えみちゃんからプレゼントしてもらったパンを二種類 ・ボロニアソーセージとレタス ・プレーンヨー…

えみちゃんと小さなフラワーセンターと広くてなにもない公園。 普段抱えているものを吐き出して、この春の空気のように二人で少しだけ軽くなる。 フルーツナッツのチョコレートバーと吠えまくるチワワ、小雨に打たれることもあるけれど、 わたし達はだいたい…

夜遅く、シゲルさんが寝込んでしまう。 酷い花粉症かと思って病院へ行ってみると、風邪までひいていたのだった。 眠って眠って、鼻をかんで、また眠って… ふと気づくとジャコメッティを読んでいて、そうかと思うとまた眠っている。 いつもより夜がうんと静か…

朝起きるともう随分とあたたかくて、お台所で朝ごはんの準備をするのもすっかり心地のよい時間。 午前中の内に家を出て、五年ぶりくらいに松野さんのお宅へお邪魔しました。 以前訪れた時にはまだ子犬だったアルちゃんもすっかり大人びていて、ビックリする…

四度目の春。 今年も近所の河原でのんびりと花見。 なぜだか今年の桜は無性に見ておきたくて、自由な身体と心に感謝をして、もういない大切な人を想う。 周りでは人もヒヨドリもモンシロチョウも、皆が気持ちよさそうににぎやか。 持って来た弁当を広げ、ば…

赤坂直生くんの春風のような個展を観に行った後、瞳さんを誘って二人でごはんを食べに行くことに。 瞳さんのお知り合いのお店へ連れて行ってもらったのだけれど、ここがとっても美味しくて、二人でじゃんじゃん頼み、あたたかで楽しい夜。 雨降りの帰り道、…

どこまでも曇天な風景の中、それは輝いて見えた。 写真じゃ全然わからんけども…

個展の初日。 シゲルさんは開廊時間に合わせてギャラリーへ。 わたしは写真学校時代からの友人と会い、ジョエル・ロブション、小橋陽介くんの個展、GIFT、農家の台所、目黒川の桜並木、COW BOOKS… プレゼントしてもらった二冊の本は、堀江敏幸『ゼラニウム』…

安宿で目覚めると、いつも気分はぽかんとしていて、テレビのチャンネルをパチパチ変えたり、見慣れない天気予報を眺めたり… 頭の中ではBroken Social Sceneが鳴って、シゲルさんはまだよく眠っている。 昨日、ギャラリースタッフの方々がお力を貸して下さっ…

よくわからない心地のままバスのカーテンを開けると、朝陽を浴びた東京が輝いていた。 今いろいろな気持ちが入り交じる中、わたし達は確かな気持ちを荷物と一緒に、またこの街に降り立つ。

今夜、東京へ向けて出発する。 それでもわたし達はいつものように朝から制作をしたり、料理や家事をしたり、音痴な歌を歌っては、どこまでも音痴な合唱をする… 散歩へ出れば、お気に入りの柴犬どんちゃんは相変わらずのんびりとしていて、美容室のシュナウザ…