2007-08-01から1ヶ月間の記事一覧

昨日、電話で「二通目を出します」と聞いて(しかも、一通目もまだ届いていない)、こりゃ負けておれんぞッ!と思い(勝負ではない)、今日彼に一通目のAir Mailを出しました。 彼の名前をMr.〜と書き出したとき、なんだか笑いが出ました。 そして、姪と行き…

絵を描きます。 それは、写真の構成を考えている時にする事です。 そんな写真撮れてもいないのに「ここにこういう写真がくればなァ…」とか、そういった希望や期待を込めて描きます。 もちろん、撮れている写真も一度絵に起こしてみます。 どうしてそんな事を…

携帯電話も圏外、パソコン通信も難しい。それを気にかけてくれるあなたを、いとしく思います。ここから何千マイルも離れたあなたが、いつでも安全で健やかでいてくれるのならば、特に恐れなどもありません。わたしには猫型ロボットなどいないけれど、藤本由…

↑昭和三十一年発行の「図画辞典」。力が入っていない感じが、眺めていて楽しいです。 個展まで、あと二ヶ月を切りました。 不器用で上手く展覧会のイメージが出来ないので、毎年会場のミニチュアをつくります。 昨年まではずっと同じギャラリーだったので、…

【夏筆記、陸。】 「じゃあ、また。また、かけます」 「わたしも」 なんだかそれは、サニーデイ・サービスの「真夜中のころ・ふたりの恋」みたい。 「おはよう」と「おやすみ」をバトンタッチして、今日もありがとう。

【夏筆記、伍。】 「あ、飛行機雲」 「あの飛行機に彼は乗ってませんよ」 「知ってるよ」 「一年って、どのくらいかな」 「365日でしょ」 「知ってるよ」 二人で笑う。 短い夏が、終わっていく。 「ところで、マッチー。今日の晩ごはん、何にする?」

【夏筆記、肆。】 十時二十三分、近鉄難波駅。東改札口。姿より先に、大きくて真っ白なスーツケース。「おはようございます」「こんにちは」。「昨夜は眠れましたか?」「目覚ましよりも前に起きました」。スーツケースの重量は二十八キロ。それでも、「冬物…

Honeycomb Summer 2007. Vol.006

大切な人が、できました。

Honeycomb Summer 2007. Vol.005

【夏筆記、參。】 盆休みや正月になると帰って来る。その度に、「会おう」とメールをくれる。JRの桜橋口でいつも待ち合わせる。彼女が視界に入ってくると、その瞬間に「かわいいなァ…」と思う。だけど、ここ数回は「綺麗だなァ…」に変わってきた。「元気ー?…

【夏筆記、貳。】 三時起床。マッチー一緒に起きてくれて、ありがとう。眠たい空気の五時列車。大阪。近鉄特急。JR紀勢線。迫る山と濃紺の海。名刺。冷房の利いた車。カーステレオからはくるりの新譜。ゆっくりと山道を走る。小さな町へ。開け放たれた窓。窓…

開かれた地図帳のページには、北海道。 まだ、「おうちにかろう。」の頃、“読んでいる本の中に並んだ北海道の地名にうっとりとする”というような事を書いた。 が、今度はそれを実際に辿って行く事が出来るのだ。 憧れていたイタリアのように、ふと突然に。 …

今日、帰って来ると、22時を回っている。 いつの間にこんなにも時間が過ぎていたのだろう、と思う。 最近、腕時計をつける事をやめた。 携帯電話もあまり触る事がないので、時間がわからない。 感覚は大きく変わっているとは思うが、きっと幼い頃もこんなふ…

予定していた犬島行きは、台風のため中止になった。 お天気ばっかりは、仕方がないな。 部屋の窓からは、まだまだ青く澄んだ空が見えている。湿度は多いけれど、風も穏やか。 久しぶりに再生したMDウォークマンからは、映画「夏至」の曲が流れてきた。暫く聴…

中之島、十時。撮影。 心強い行動力に、惚れ惚れとする。 蝉々の大合唱は周囲の音を遠くさせ、夏を生きる力強さを感じさせる。 木から木へ…羽ばたくその姿を目で追っていくと、少し立ちくらむ。 いつの間に、八月は来たのだろう。 日陰ばかりを探して、うね…