2009-01-01から1年間の記事一覧

数日前に松野さんから届いた丹波篠山の黒豆。 昨晩からたっぷりの水に浸けておき、翌朝弱火でゆっくりと煮た。 新豆はすぐにやわらかくなって、鍋の中からもぽくぽくとした感じが伝わってくる。なんだかじっと見入っていると待てなくなって、少しを取り出し…

たまごのご実家へ正月の餅を貰いに行った。 友人達が揃い、おじさんとおばさんは絶えずもてなしてくれる。 つきたての餅を皆で丸めては、あんこを詰めたりした。 おばさんに呼ばれて行くと、帰省したばかりのお姉さんと、まゆみちゃんとで沢山のおむすびを用…

朝はゆっくりと起きて、三人で朝ごはん。 冬耳くんが帰宅した後、シゲルさんは病院へ行き検診。胃は良好。 お昼ごはんには冬耳くんが持って来てくれたお野菜を使って、さっそくサラダを作ったのだった。 時間は風呂につかっている内に夕暮れ。 ふたりとも少…

冬耳くんと三人でのささやかな忘年会。 今夜は我が家に泊まっていく事になっていたので、毛布とオイルヒーターも車に詰んで来てくれたのだった。 また何度いただいても顔がだらしなくほころんでしまい仕方のない、ご実家からの沢山の穫れたて野菜。 チーズフ…

シゲルさんが仕事帰りに買って来てくれた、サプライズのクリスマスケーキとプレゼント。 何が欲しいかと訊かれていても「何もいらない」と答え続けてきたのだけれど、シゲルさんが精一杯に考えて選んできてくれたのだった。 お誕生日でもないのにホールのケ…

クリスマスムードの街を抜け、千日前の小さな定食屋に入った。 店内は母よりも年上の女性ばかりが働いており、歳を重ねた層の人々でたいそうにぎわいを見せている。 いつものように会話が途絶え途絶えのわたし達は、それぞれにお腹にやさしいものを注文して…

えみちゃんとドリーミング・マンデー。 毎月といっていいくらい会っていても、いつでもあたたかくて、新しい発見のある喜び。 わたし達は寒空の下をどこまでも歩いていて、知っている場所であるのに、まるで旅の途上のようだった。 寂しくはないのだけれど、…

昨夜、福ちゃんがアラスカのお土産でプレゼントしてくれた、カリブー?、ムース?の靴下。 シゲルさんは写真にもあったコーヒーショップのTシャツをプレゼントしてもらっていました。 起きてみたらやっぱり元気で、昨夜の事を思い出しては一日にやにやしてい…

「郵便でーす」と、アラスカから一時帰国した福ちゃんと、トッキーとまゆみちゃん。 サプライズ訪問の後は、我が家でどんどん勝手に遊び出す。 胃を悪くしているシゲルさんと体調不良だったわたしは大富豪ボロ負け(言い訳)。 それでも。あー、元気でた。 …

少しずつ動けるようになってきたシゲルさんは、いつものように出勤。 希望を聞いて、毎日持たせてあげるお弁当も小さなおにぎりが二つだけとなりました。 ストレスをため込んでいるのか、どこで自身を解放し発散しているのか… 一緒に暮らしていても、そうい…

いつものように朝起きると、シゲルさんの体調はよくなっていなくて、久しぶりにひとりで朝ごはんをいただきました。 昼になってもシゲルさんはベッドから起き上がる事が出来ず、「これはおかしいね」と午後から病院へ行ってみると、慢性の胃炎が酷くなってお…

シゲルさんが午前から京都で打ち合わせがあったため一緒に向かい、午後からはふたりで少しお出かけをしました。 行ってみたかった店へ足を運び、楽しい一日になるはずだったのが、急激にシゲルさんの体調がおかしくなっていくのを感じます。 急いで帰宅する…

旅は二日目。けれども帰路を急がなくてはいけないような一日。 そんな中でも幾つかの行きたい場所を選び出し、準備してきた地図を辿りながら向かっていく。 夢みるような喫茶店で、想い焦がれたコーヒーフロート。お会計を済ませて店を出る時にうずうずとし…

下嶋知子さんの展覧会『下嶋知子展-眩しさの情景-』(2009年11月15日(日)〜12月13日(日))を拝見するために奈義町現代美術館まで。 清く青い空の下、シゲルさんと行くドライブ旅行。 ふたりきりの旅行というのはニューヨーク以来で、それはなんだか恥ず…

マッチーが我が家を訪ねて来てくれました。 シゲルさんと暮らしはじめて初めてのことです。 母からの想い、シゲルさんのご両親からの想い、色々な想いを大切にしていきながら、わたし達ふたりはがんばっていかなくてはなりません。 いつでも物語が始まるよう…

わたしの手元にfleurie.KRONEさんから初めてのフルアルバム『microcosmo』が届きます。 このジャケットの写真を撮影した日はまだ暑かった夏の終わりで、林の中で三人とも腕や足に蚊に刺された赤いぽっちをつくりながら撮影していました。 ふんわりとした時間…

出かけたはずなのにどこか早足で、なんだか言葉が足りない。 わたし達はいつでもすぐにうちに帰りたくなってしまうからだろう。 うちに帰っても言葉は足りぬままだが、それでも目には見えないものが随分と助けてくれている。 唯一歩いている間も話しをしてく…

朝からシゲルさんはホームセンターまで自転車を飛ばし、何やら忙しそうにしていました。 アートフェアも終わったばかりであるのに、この変わらぬ熱心さに惚れ惚れとして、わたしも変わらずシゲルさんの靴下のほつれを気にかけながら洗濯物を干します。 午後…

朝起きて身支度を済ませ、まだベッドの中で眠っているシゲルさんを起こし、ふたりで宿泊したホテルの朝食をいただいた。 朝ごはんを食べ終えると、シゲルさんはフェアの会場へ向かうため一足先にホテルをチェックアウトし、わたしは少しゆっくりとしてから新…

昨夜、仕事終わりのシゲルさんと夜行バスで東京へ。 今年、シゲルさんは五度目の、わたしは三度目の上京となる。 なんだかもう行きつけのような心持ちになる喫茶店で朝食をとり(実際には二度目なのだが)、そのまま東京コンテンポラリーアートフェア2009が…

いってらっしゃい、ダブル・ベビーカー。

今月末に開催される東京コンテンポラリーアートフェアへ出展する作品を送り出すため、徹夜の梱包作業(もはやお台所もアトリエと化している…)。 シゲルさんは作品も美しいですが、梱包も美しいです。 今回もっともクオリティーの高かった、ベビーカーシリー…

gallerism 2009 -画廊の視点(2009年11月2日〜14日 大阪府立現代美術センター)。 ギャラリズムは関西の幾つかのギャラリーが推薦する作家の作品を一同に観る事の出来る、ここ数年毎年足を運んでいる展覧会の一つです(年に一度行なわれている)。 今年はフ…

真夜中の頃、シゲルさんは提出間近のホルベインスカラシップ奨学者のレポート書きをしている。 ミルクティーを片手に、わたしはラブソングでも書けちゃいそうで… 菜っ葉の“菜”とは呼ばないでぇ〜♪ホットケーキになりたいのー♪

朝から見事な秋晴れ。 正午を過ぎると、我が家にシゲルさんがお世話になっているギャラリーのオーナーの方が訪ねて来られました。シゲルさんはこの月末に開催される東京コンテンポラリーアートフェア2009にニュートロン(neutron tokyo)から出展させていただ…

中村ハルコさん写真展。 中村ハルコさんは第21回キャノン写真新世紀のグランプリ受賞者の方で、2005年に43歳という若さで亡くなられながらも何万枚という素晴らしい写真を遺した方です。 今回、中村ハルコさんの写真集『光の音−pure and simple』出版、そし…

ちゃんと嬉しくて、それでもどこかぎこちない、休日の朝。 朝ごはんを済ませた後は、アトリエで制作をしているシゲルさんの気配を感じながら家事をするのがとても好き。 頃合いを見てシゲルさんをスーパーマーケットへ誘い、いつもより少し多めの買い物をす…

えみちゃんが我が家へ来てくれて、今日は写真の話。 えみちゃんが大切な人へ、わたしの写真を贈ってくれる事となったのだ。 おやつに焼いたホットケーキは失敗したけれど、ほくほくと内からやる気の湧いてくるいい一日。 夜には大寒波がやって来て、二人でキ…

日中はキュートなちびっこ達とピクニックへ。 夜は大好きなアニメーション作家の河本実千代ちゃんの壮行会。 なんだか、ゆっくりと幸せな一日。

シゲルさんがケーキボックスを提げて帰宅した。 思いがけずだったので不思議にしていると、十月のお休みに約束していたドライブに連れて行ってあげられなかったお詫びと言う。 ケーキももちろん嬉しかったのだけれど、こんなふうに想いをかたちにしてくれた…