午前中にシゲルさんが京都で打ち合わせがあったため一緒に出かけ、午後からは京都芸術センターで公開制作されていた寺島みどりさんの『見えていた風景-記憶の森-』(2010年2月5日〜2月24日・京都芸術センター・ギャラリー北)と森川穣さんの『確かなこと』(2010年2月5日〜2月24日・京都芸術センター・ギャラリー南)を観に行きました。
この二つの展覧会は京都芸術センターが行なっている公募であり、126件の応募の中から映画作家河瀬直美さんが選出した二つの展示プランに基づいたものです。
二つの展覧会から感じた気迫は、わたしには持ち得なかった自身の作品への欲求か…そこから広がっていく世界への希望か…ただただ溜め息の出るようなものでした。
まだ明るい午後の中をシゲルさんと駅まで向かいながら、きっとそれぞれに少し同じことを考えていたのかもしれません。
京都からのいつもの帰り道を途中の駅で降りて、夕方からは冬耳くんと合流。
まだお昼ごはんを食べていなかったわたし達を植物園に隣接している落ち着いたカフェへ案内してくれ、シゲルさんとサンドイッチを半分こにして一心にかぶりついたのでした。
それから大きなショッピングモールへと出かけ、色々な誘惑に惑わされながら今晩のお鍋の買い出し。
晩ごはんは冬耳くんのお宅にお邪魔して、ご家族と一緒にお鍋を囲みました(お母さんの手作り春菊がとくに美味しかった!)。
そのまま遅くまでお邪魔して、シゲルさんと冬耳くんが話す制作のことに楽しく耳をすませます。
写真にもある冬耳くんの絵を使ったリバティ・プリントのような布は、冬耳くんがアパレルメーカーとコラボレーションをして出来上がったもの。この布を使って色々なお洋服やグッズが出来るそうです。その素敵さにシゲルさんとわたしは大興奮!
英語の勉強のために使っているというDSにも初めて触らせてもらい、こういったものと縁のないわたし達は更に興奮気味に。
なんだかぽっぽっとした夜になりました。
帰りにはまた沢山のお野菜を持たせていただいて、ほくほくとした気持ちのまま冬耳くんが運転してくれる車に揺られて帰宅。
どうやら今年も隅々までお世話になってしまうようです。ありがたや。