MILK』(2008年/アメリカ/監督:ガス・ヴァン・サント
ハーヴィー・ミルク。
国史上初めて同性愛者であることを公表した政治家であり、“タイム誌”が選ぶ20世紀の英雄100人にも選ばれた人物である。
わたしはガス・ヴァン・サントのファンなので、この映画が公開される時にハーヴィー・ミルクという人がいたということをぼんやりと知ったが、実際にミルクがどう生きたのかということを知り、とてもショックを受けたのだった。
1970年代のアメリカで、人は平等であることを訴えて戦った、ミルク最後の八年間の記録。
そう遠くはない過去で、こんなにも希望を求める人々を動かした人がいた。
落ち込むことに負けないユーモラスさと、ストーリーの中に描かれた真実。
ショーン・ペンは人の好き嫌いを越えてしまった俳優ではないかと感じました。
そして、ガス・ヴァン・サントの仕事には果てしなく尊敬します。
にしても、男の子達はやっぱりキュートやなぁ〜。