午前中からシゲルさんの仕事の関係で京都へ行き、午後からはギャラリーを廻ったり、公園をぶらぶらしたり。
わたし達にはなんだか「束の間の」という言葉がぴったりな、ただただ穏やかでゆったりとした時間だった。
五月の緑はそれはきらきらとしていて、街は海の色のよう。
一番星を見つけたならば、「そろそろ帰ろうか」と、ふたりこだまする。