太陽を真っすぐに仰ぎながら洗濯物を干していると、届けられた一つの小包。
友人の岡本英理ちゃんからの誕生日プレゼントとニューヨークのお土産です。
添えられたエグルストンのポストカードには、いつものように大きく書かれた言葉少ななメッセージ。
あっさりとその言葉に泣かされて、いつでも彼女の言葉は魔法か何かじゃないかと思えてしまう。
今年の誕生日プレゼントに選んでくれたものは、ライアン・マッギンリーのペーパーブックだった。
英理ちゃんが数年前にもニューヨークを旅した時、偶然にマッギンリーと会うことが出来たエピソードを思い返すと、今でも心が奮えてしまうほど好きな写真家です。
まだ写真集という形では手元にないので、とても嬉しい一冊でした。



ニューヨークのお土産には、老舗のスーパーマーケット“ZABAR'S”で選んでくれたポップなキッチンツール。
三年半前の春、ニューヨーク。英理ちゃんとシゲルさんの三人で会っていた時に、ZABAR'Sを一時間近くも練歩くわたし達を見て、シゲルさんはきょとんっとしていたことがありました。
シゲルさんが古本屋へ入ると、なかなか出られなくなってしまうのと同じなのだけどなぁ。
硬い瓶の蓋が簡単に開けられるジャーポップとエッグポーチャー…
どうしてキッチンツールって、こんなにもわくわくしてしまうものなのだろう。
今年も新しい喜びと変わらない嬉しさを、ありがとう。