山内さんと瞳さんのところへ、シゲルさんとふたりで遊びに行って来ました。
今回が二度目の訪問です。
玄関を開けて中へ入ると、お台所でテキパキと料理をされている瞳さん。部屋中にはいいにおい。
朝からこれだけの豪華な食事を用意して下さり、鶏ハムは二三日前から仕込んでくれていたようです。
そんな瞳さんを優しくサポートしている山内さん。
わたしは部屋中をうろうろしながら、ご機嫌に写真を撮り回っていました(…明らかに邪魔をしていたのでは)。
シゲルさんはいつものようにのんびりと猫達とたわむれ、うんと優しい穏やかな顔をしています。
ここはわたし達をご機嫌に、心地よくしてくれる空間。
瞳さんのごはんはとても美味しくて、シゲルさんとわたしはまるで食べ盛りの中学生のよう。
こんな幸せはどんな素敵なレストランへ行っても味わえないものだと、わたしはいつも友人達のごはんを頬張りながら思います。
夜までずっとにぎやかにお喋りをしたり、ゲームをしたり…
こうして四人で楽しくいられることは、決して当たり前ではなくて、ひとりひとりの優しさや思いやりだったりするのだな。
そんなふうに、この嬉しさと有り難さを噛みしめた。
わたしはそういった想いを、諄いと思われても、いちいち写真にしていきたい。
帰りは一駅分を歩き、いろいろな話しをした。
別れても、振り返ってみると、ふたりはいつまでも見送ってくれている。