昨日、吉田くんから届いたプレゼント。
シャンソン歌手、石井好子さんのエッセイ『東京の空の下オムレツのにおいは流れる』。
思いがけず、ずっと気になっていた本が届いたので、とてもビックリしてしまった。
吉田くんテレパシー使えるんかな…とか、沢山の料理エッセイ本を持っているのにカブっていないところとか…(そんなに持っていないが…)
写真学生の頃から、映画も音楽も文芸も外国も…いつも吉田くんが教えてくれた。
今わたしが好んで聴いている音楽は、その殆どが吉田くんから教わったもの。
学生を終えて十年以上が経つけれど、その関係性は全く変わっていないように思います。
早速ページをめくった本からは、昭和の時代から潤沢で恵まれた食生活と、どこまでも美味しいもので客人をもてなそうとする石井さんの心の働き、またさっぱりとしたお人柄を感じることが出来ます。
本と一緒に新しく教えてもらった音楽を聴きながら、わたしもいつか誰かのツボをつかめるような絶妙に点を読める人間になれるだろうか…
そんなことをふと考えて、少しだけ自分にガッカリとする。
さあ、今夜もシゲルさんが喜ぶ晩ごはんを作ろう。



【晩ごはん】
・しいたけごはん
・お吸い物(わかめ、長ねぎ、麩)
・青梗菜とホタテのクリーム煮
・人参のピリ辛サラダ(高山なおみさんのレシピをもとに、瞳さんからいただいた原了郭の黒七味で作っています)
・れんこんの磯辺揚げ
・大根とこんやくの煮物(まだ残っている。作り過ぎた…)