我が家には珍しいお客さま。新年から。
写真学校時代からの友人、吉田くん。二人揃えばダブル吉田(もう吉田ではないが…)で、ちょっと強くなった感じ。
卒業後、東京で会うことは幾度とあっても、こうして家までやって来てくれるのは初めてのこと。
嬉しいお土産を色々といただいて、吉田くんとシゲルさんのなんだかよくわからない男ツーショットの写真を撮って…
そして。とても有り難かったのは、久しぶりに、本当に久しぶりに、写真の話を正直に真正面から出来たこと。
わたしが今感じている写真への想いを、人に伝えることはとても難しい。伝えられたとしても、読み取ってもらうことはもっとずっと難しい。
だけど。吉田くんはずっとわたしを知っている。よかった時代も、そうでない時も、今も。
そして何よりも、写真のことを知っている。
一見、目を細めればどちらがどちらだかよくわからなくなる兄さん二人の前で、わたしは必死で必死で喋った。
ムキになる。袖をまくる。顔が暑い。
素晴らしきこの世界。