うまくいかないことがある。
それはお腹が空いたら元気がなくなって、食事をしたら笑顔になる…、そのくらい簡単にスイッチが入ったり切れたりするもの。
うまくいかない時のわたし達は沼みたいだ。
鈍く汚れた水と何年もそこにとどまり続ける大量の泥。
何千マイルも離れていた時はあんなにも近くに感じていられたのに、今は時折ずっとずっと遠くに感じることがある。
遠くの方で光るもの。日々に食い込むノイズ。無責任なものたち。
あの時の空は、いったいどこへ行ってしまったのだろう。