午前中から、神戸。
神戸市立博物館で、待望の『ターナー展』。
ターナーって、美術の教科書で見る、なんか歴史の人…くらいのイメージしかなかったけれど、シゲルさんと文通していた頃に、シゲルさんがターナーの水彩画の魅力について教えてくれ、それ以来、とても好きな画家だ。
これまで本やネットで作品を観ていたとはいえ、はじめて観るターナーの水彩は凄過ぎて、開いた口が殆ど塞がらず。。。
油絵の大作ももちろん凄いのだけれど、わたしはやっぱり紙の作品が好きなんやと思います。(写真も紙やしね。…関係ないか)
やー、よかった。もう一回行きたい。
それから、暗い、汚い、ちょっと美味しい…お店で昼ごはんを食べ、兵庫県立美術館で『フルーツ・オブ・パッション ポンピドゥー・センター・コレクション』。
兵庫県立美術館は、美術館に向かうまでの海風がどーしょうもなく寒い。。。
会場に入るととてもにぎわっていて、なんだかオシャレカップルのデートスポットみたいだった。ダサイわたしはもじもじとしてしまう。。。
そんなことは置いといて、大好きなアグネス・マーチンの作品を関西で観られるだなんて!(と思ったら、国立国際のコレクションにもあった…)
さすがパリや〜とか思いながら(マーチンはアメリカの作家だけれど…)、一番最後の部屋に展示されていたエルネスト・ネトの胡椒にやられたのか、会場を出た後、くしゃみ止まらず…。
帰りの電車にて。よく考えてみたら、さっき食べたホットファジサンデーをシゲルさんに1/3以上食べられていたことに気がつき、はたと怒りに変わった。
「えー、ミナちゃん怒りのタイミング、遅過ぎやろー」。
………。