シゲルさんの春の個展へ向け、我が家は強化月間が続いています。
毎日深夜までシゲルさんは制作に励み、わたしはじっとそれが終わるのを待っている日常が続いていました。
けれども、さすがに最近は深夜一時頃までしか起きていられず、先にベッドに潜り込んでしまう毎日です。
三時過ぎにベッドに入ってくるシゲルさんは、わたしが熟睡していてもいなくても「ありがとう」と「おやすみ」を欠かす事はなく、わたしは本当のような…夢のような…そんな声に夢見心地でにやにやとしているのでした。