少しずつ動けるようになってきたシゲルさんは、いつものように出勤。
希望を聞いて、毎日持たせてあげるお弁当も小さなおにぎりが二つだけとなりました。
ストレスをため込んでいるのか、どこで自身を解放し発散しているのか…
一緒に暮らしていても、そういった事が全く窺えないシゲルさんですから、ゆったりとしたまなざしをたたえている事がわたしの役目ではないかと思うのです。
今日もエプロンをかけて。



【朝ごはん】
・鮭と三つ葉のおじや
・高菜
・味のり


【晩ごはん】
・さつま芋のおじや
・湯豆腐(豆腐、ちくわ、カニかま、しめじ、白ねぎ、三つ葉
・茹でキャベツと塩こぶの和え物
・高菜
(胃を悪くしたといえども食べたい欲求はあるようで、主食はおじやに、野菜はくたくたになるまで煮て…。シゲルさんはゆっくりと噛んで食事するようになり、いつもより一緒に食卓にいられる時間が長くなりました)