春のようにあたたかな日が何日か続いて、シゲルさんの花粉症も見事に開幕戦を迎えた(まさかこの数日後わたしもデビューしてしまうとは…)。
それでも毎日二時や三時頃まで絵を描いていて、いつもいつもわたしはシゲルさんに申し訳ない心持ちになる。
交わす言葉は少ないけれど、それでも制作の充実した休日。
シゲルさんのこの頑張りを、シゲルさん以上に、わたしは覚えておかなくてはいけないんだ。