個展の初日。
シゲルさんは開廊時間に合わせてギャラリーへ。
わたしは写真学校時代からの友人と会い、ジョエル・ロブション、小橋陽介くんの個展、GIFT、農家の台所、目黒川の桜並木、COW BOOKS…
プレゼントしてもらった二冊の本は、堀江敏幸ゼラニウム』、岡田利規『わたしたちに許された特別な時間の終わり』。
春風はあたたかく、飛行機雲は北西へ、電車は渋滞するかのように交差する。
友人も参加してくれたオープニング・パーティーには、嬉しい方々、そして新しい出会い。
森太三さんの作品とシゲルさんの作品が共通していたのは、観ているわたし達が自分の欲していた場所と出会うことが出来るということ。
決して、そこへは行けないとしても…。
夜はみんなで楽しく晩ごはん。
尊い気持ちをふたりの手のひらいっぱいに、わたし達は明朝、関西へ帰ります。
ありがとう。