里山で暮らす作家ご夫婦を訪ねて、滋賀県比叡山山麓へ行ってきました。
家の中や外の庭にまで、おふたりの作品やアンティークが点在していて(謎なものも多数)、お行儀が悪いとは思っていてもキョロキョロが止められない(なんてフォトジェニック!)。
お台所では愛さんが土鍋で美味しいごはんを炊いてくれ、居間の隣では稲富くんがホットプレートでふわふわのお好み焼きを焼いてくれる。
たがねはにゃーにゃーと網戸をよじ上り、外の猫はのんびりと甘い鳴き声を出す。
しとやかで、どこまでものびやかな生活。
ずっと身体の奥の方で燻っていた平屋(庭つき)への想いが、一気に自分の身体を駆け巡っていくようでした。
帰りの電車では、遠くで光る灯りを眺めながら、わたし達ふたりの未来を想像してみる。
遊びに来ることが出来てよかった…と、心から。