友人は、わたしに素敵なお店をいろいろと教えてくれた。
いつも女同士のように会話の出来る、よい関係だった。
そんな友人が東京へ移り住むこととなり、あるひとつの約束を交わす。
その約束をいつ果たすことが出来るのかはわからないけれど、彼がわたしに託してくれたその気持ちをぎゅっと胸で噛みしめる。
ああ、そうだ。昨日買ったミ◯ドのエンゼルクリームに、クリームが入っていなかったことなんて忘れてしまいそうだ。