2012-12-20 ■ ひとりで列車に乗って、大好きな方が参加されている展覧会を観に行く。 ショーケースに並べられた小さな作品を、そっとのぞいている時間はとても素敵なものだった。 記憶の一番こそばい部分をくすぐられているような… わたしが絵を観ている時間はそういうものなのかもしれない。 街は驚くほどにクリスマス。 川を渡り、人々の波にのまれて、どこかから香ったあたたかな湯気… 突然。忘れられないにおいを想い出した。