作家の山内亮さんから、今年一年の作品を使った2013年のカレンダーが届きました。
毎年こうしてクリスマスの頃に届けて下さり、受け取ったわたし達は「今年も一年がんばったよね」と、なんだかご褒美をいただいたような…いつもそんな心持ちとなります。
大掃除を済ませた部屋に、山内さんのカレンダーを飾っておく場所を決める。
それは「よいお年を」という挨拶が持つちょっと心躍る感覚と似ていて、嬉しい年の締めくくりの一つです。
今年も一年本当にありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。



先日の東京でのこと。いちかわともこさんの個展を観るために、銀座三越へも行って来ました。
決して大きくはないギャラリースペースでありながらも、数々の作品を楽しむことの出来る素敵な展覧会。
いちかわさんの作品は小品であっても大作であっても、その世界の広がりや手が届きそうで届かない距離感が変わらないことに驚きました。
もの静かで、心が引き締まる。そして、小さなロウソクの灯りを見つめているような…あたたかで、少しだけ切なくなる時間。
今回の展覧会タイトルでもある「星空ひとつ」という言葉。作品を観終える頃には、まるで自分のポケットの中にも星空があるみたいで、そわそわするような、どきどきするような想いでした。
小さな作品集とカードを我が家にもそっと連れて帰り、お家でも同じような時間を味わっています。



そして。今回の東京で会うことが出来なかったえみちゃんが、わたし達ふたりのために焼いてくれたパウンドケーキとフロランタン
甘くて美味しくて美味しくて、ちょっと涙が出てくる。
えみちゃん、ありがとう。
わざわざ東京駅まで届けてくれた大ちゃん、ありがとう。
フルーツとチョコレートのパウンドケーキを、シゲルさんより一つだけ多く食べたことはまだ内緒です。