今年は変化の一年だった。
仕事も家もわたし達の間柄も…様々なものが変化した。
ただ。それらは継続の中の一つであって、特別ではあるけれどどれも特別ではないように思う。
社会や地域に貢献する人、家や家族を守る人、才能に努力を燃やし続ける人…
いろいろな生き方があって、どれも同じでなくていいということ。
これまでで最も実感出来た一年であったように思う。
毎日の炊事でケアしていても追いつかずにどんどんとあかぎれていく手のひらに、ふとため息をついたりすると、シゲルさんは決まって「働き者の、いい手や。僕は好きやで」なんて言う。
手は綺麗に超したことはないのに…この人は、どこまでわたしのモチベーションを上げるのか。
わたしは自分のこの手のひらを、応えるための手のひらだと思うようになった。
そして。より良くなるために、わたし達は継続を怠らない。
全てのものは在るべき場所に在るのだから。