庭の梅の木。
蕾をぱんぱんに膨らませても、なかなか開いてはくれなくて、毎日縁側を通る度にいじらしい気持ちで確認。
やっと花開いたその日は晴天で、あたたかさに任せたように次々と開花してゆく。
いつからこんなにも花木はいとおしくて、少しだけ悲しいのだろう。
口ずさむ、三月の『あおげば尊し』。