初夏を通り過ぎて、突然夏が来てしまったかのような晴れの日。
えみちゃんと以前から気になっていたお店まで。
ゆっくりと歩く、少し遠い道程。
えみちゃんの身体には新しい命が宿っているのかと思うと、どうしたことかいとおしさの感情が止まらなくなったみたいになる。
こうしてひとりの女性を撮り続けることの出来る幸福。