金曜ロードショー天空の城ラピュタ』。明日は久しぶりに朝早くから仕事だというのに、今回は観ないでおこうと決めていたのに、やっぱり観てしまった…
滅びの呪文をシータに聞くときの、パズーのあの優しい笑顔…なんてええ男なんや。。。
感極まっているところをシゲルさんに怒られながら、「せやせや」といそいそ眠って、次の日は朝から写真の講座。土曜日。
わたしはこれまでに「子供達の教育に写真を」というお話を、何度か受けたことがある。
その度に、写真のことを大して知らないし(これはちょっと謙遜)、カメラのことなんてチンプンカンプンなのに(これはほんと…)、とてもありがたいことだなぁ…と。またそれと同時に、申し訳なさと「喋る」ということにプレッシャーを感じて、何日も前からお腹が痛くなってきてしまう。
本当のことを言ってしまうと、講師はしたくない。けど、断れない。受けたからには、準備をしっかりとする。仕事を終えると、子供達のまなざしに感動してしまう。けど、期待に応えられたのかな…と、自己嫌悪。繰り返し、、、
長嶋有さんのエッセイで、『いろんな気持ちが本当の気持ち』という本があります。
わたしはこのエッセイのタイトルを、落ち込んだ時におまじないみたいに何度となく心でとなえる。
「したくない」「けど、する」「やっぱり、やってよかった」「けど、わたしには向いていない」「ああ、めそめそしていて、かっこ悪い」
人は矛盾を抱えながらも、様々な事柄と向き合って、一つひとつ「味」を増やしていくものなのかなぁ…
少し大袈裟なのかもしれないけれど、これはわたしの人生の課題なのかもしれないな…なんて。
今日も『いろんな気持ちが本当の気持ち』で生きている。
日曜日。シゲルさんがこつこつとかわいがってきた我が家の小さな菜園で、遂にラディッシュを収穫。
朝ごはんの前。台所で太陽の光を浴びながら、「かわいいね」「かわいいねぇ」と、ふたりの声がこだまする。