「ミナちゃん、大変や。バスが事故ってる…」
というわけで。今週末も、再び京都まで。
先週も訪れたgallery nearで、大槻香奈さんが参加されている三人展へ。
中村至宏・下田ひかり・大槻香奈三人展『言葉のうまれる前に』。
三名それぞれの描写力の豊かさや、作品背景に広がっていく何かとてつもない蠢動…
どこかファンタスティックな世界観でありながらも、現代社会の時代性と切り離せない迫真性。
そうしたものに純粋に驚き、感動の出来る展覧会でした。
大槻さんの新しいポートレートシリーズを拝見出来たのも嬉しかった。
ギャラリーを後にしてから、ずっと行ってみたかった珈琲屋までの道程で、虹を仰ぎ、光の雨を受け、幾人もの幸福な笑顔を見る。
プリズムの輝きが持つ、人の心を動かす不思議さ。
美味しかったコーヒーの豆を買って帰り、翌朝、丁寧に豆を挽いて、ふたりでわくわくとしながらドリップしてみたけれど、やっぱり何かが違う。
それでも味わい深いコーヒーを飲みながら、何でもない話に笑って、パンと柿をかじる。最も大切に思う時間。
FACTORY KAFE 工船、また行こう。