シゲルさんの勤め先のお昼ごはんは少し変わっていて、いつも白ごはんと味噌汁だけが用意される。
なので、おかずだけのお弁当を持って行く。
長い間、シゲルさんのお弁当を作ってきたけれど、これは不思議なもので、ごはんを詰めないお弁当というのはどこか気持ちが楽だ。
そんなお弁当作りとも、もうすぐお別れ。
新しい秋、はじまる。