開かれた地図帳のページには、北海道。
まだ、「おうちにかろう。」の頃、“読んでいる本の中に並んだ北海道の地名にうっとりとする”というような事を書いた。
が、今度はそれを実際に辿って行く事が出来るのだ。
憧れていたイタリアのように、ふと突然に。
これなら、パリへだってアメリカへだって行けるんでなかろうか…と思うが、調子に乗ると無理そうなので、どきどきしないようにする。
北海道には、十代の頃に一度だけ行った。
RISING SUN ROCK FESTIVAL 1999 in EZOを観に行ったのだが、その時は札幌と石狩以外には足を運んでいない。
遂に、北海道の灯台に足を運ぶ機会が出来たわけだが…ん〜、訪問を予定している南岸の千歳−函館間には灯台が少ない。それに、南岸の灯台の魅力は東経143°を越えた辺りから、ぐっと深みを増す。そして、やはり北海道の灯台は西岸だろう。より厳しい風景の中に立つその姿、想像するだけで感極まってしまう。
まっちゃんは自転車旅行で稚内を訪れた時、大阪の写真学校の後輩と偶然に出会う。という奇跡の体験を持っているが、試される大地、今から興奮気味である。
札幌には寄らないのでわからないが、千秋庵のお菓子を見つけたら、取り敢えずしこたま買う事間違えなし。
それより、今週は三重県に行って来ます。灯台も見て来る予定です。
片道五時間程の列車の旅。車窓からの風景を、一つひとつ大切に眺めていきたい。
うっかりフライングしちゃう、ペルセウス座流星群の星たちに期待です。