世界はときどき美しい
2003年 日本 監督:御法川修
予告編を観ていたイメージと雰囲気が随分違っていたので、驚いた。
監督は男性であるけれど、もの凄く女性的な映画だと思っていたから。
この映画のタイトルは、フランスの詩人ジャック・プレヴェール詩篇からとられたものだそうだけど、
映画の最後(だったかな…)に、その詩が出てきて、じんとした。
「天にましますわれらの父よ
 天にとどまりたまえ
 われらは地上にのこります
 地上はときどきうつくしい」
世界はたぶん、ずっとどこかで美しいのだろうな。



「BIG RIVER」
2006年 日本・アメリカ 監督:舩橋淳
アリゾナ州、すっげーな。
ロードムービー大好きなので観ていて苦痛ではないけれど、ストーリーはとっても淡白。
だから、かえって風景が魅せてくるのだろうか。
けれど、人間は一人でも幸福を得られると思っていた男が最後に自分に必要なものに気づき、一人では生きられないと思っていた男が新たな人生を踏み出していく、というラストはロードムービーっぽくて好みです。
しかし、ジョーは無一文で、いったいどうやってニューヨークに行こうとしていたのでしょうか。



サクリファイス
1986年 スウェーデン・仏 監督:アンドレイ・タルコフスキー
二回目。
映画を最後まで観られない、という事はまずないのだけれど、この映画は二回目も無理でした。
一回目よりは頑張って観た気がしたが、それでも半分も観られてないと思う。一回目は長いオープニングで、もはやグッナイ☆
登場人物はまあ喋るわ喋るわなのに、ワンシーンワンシーンが長く、どこか寡黙な映画なようにも思える。
さて。何回借りれば、最後まで観られるのでしょう。


そう、「4分間のピアニスト」。
予告編だけで泣けました。