Saturday 12 April.




















昨日の曇天が嘘みたいな快晴で、もう半袖でもいいくらいの日差し。土曜日の朝は少し遅めで、8時半からの朝食です。今日の午後には、みんな、ご両親が迎えに来たりで実家へと帰って行きます。一週間のスプリングブレイク。彼もお休みをとってくれました。朝食の後には、お洗濯。彼とわたしの分を干しても、広々と干す事の出来る充分なスペース。「夢だったんだよなぁ、こういうの」と、思う。午前中はキッチンのハウスクリーニングを任されて、黙々と掃除をしていたら、サラが「綺麗にしてくれて、ありがとう」と声をかけてくれる。この日、サラはプレザントしたSOU・SOUさんの靴下を履いてくれていた。途中、リンジーが挨拶をしにやって来てくれる。一人で掃除をしているわたしに「どうしてシゲルと一緒じゃないんだ」と、納得がいかない感じ。「二階のバスルームを掃除しているからだよ」と言っても、納得がいかない感じ。お昼を過ぎた辺りで、みんなが続々と帰って行き、お家の中はどんどんと静かになっていきます。マシューはご両親が迎えに来た時、わたしの手を引いて一目散に紹介をしてくれた。「新しいコーワーカーだ」って。みんなが帰って行くのを見届けてから、お昼ご飯の準備。もう自由に作る事が出来るから、ふたりで「なにを作ろうかねぇ」と考えて、おにぎりと出し巻き卵とお吸い物に決定。日本から色々と食材を持って来たので、それを使う事にしました。彼の握るおにぎりはとてもいい形。その間に、わたしは出し巻きを焼きます。天気もいいので、お家の前のベンチでランチ。久しぶりのおにぎりに、彼の胃袋は大喜びでした。14時から15時半まで彼はミーティングがあったので、その間に洗濯物を取り込む事に。ああ…朝干して、昼過ぎには乾いている。これは幸せだ。16時から車で街まで出て、色々と見て廻りました。怪しげなアンティークショップには、たぶん半日はいられる。無造作に置かれた家族写真、これも売り物か。それから、あるギャラリーへ。6月に彼がこちらでグループ展に参加します。長い壁面が印象的だったギャラリー。観られないのは凄く残念だけれど、とても素敵な事だ。ギャラリーのすぐ近くにある古いオペラハウスは、窓からとても綺麗な光が入ってきて、壊れたままのピアノからはその音を響かせていた頃のメロディが聴こえてきそうだった。彼がこの街に来た時、まず初めに辿り着いたHudsonの駅にも連れて行ってもらう。薄暗いけれど、木造の素敵な造り。駅前には何もなくて、それがまたいい風景となっている。それから、また車を走らせてショッピングモールへ。「ミナコは凄い街と出会ったねぇ」と、運転をする彼が言う。本当に、だ。1ドルショップ、薬局、古着屋、スーパーマーケット。やっぱり、スーパーマーケットは楽しいねぇ。18時を過ぎて、やっと西日らしい日差しが差してくる。椎茸を買って帰宅。お夕飯は煮麺にしました。作っているとリードがキッチンに来たので、一緒に食べました。ピートはずっと足下にくっついていてくれました。本当に、静か。22時頃にはもう気持ちのいい眠気がやって来ます。