一昨日、東京であゆこさんからいただいたガトー・ド・ボワイヤージュのラスク。
バームクーヘンを使ったラスクで、プレーンと塩キャラメルの二種類が入っていました。
ラスクといってもクッキーのような食感で、とっても美味しかったです。
あゆこさんとは数年前に通っていた製本教室で知り合ったのがきっかけでしたが、その後に同じギャラリーで発表している作家さんである事がわかり、仲良くなった方の一人でした。
趣味がどことなく似ていて、一緒にお芝居も観に行ったり…
その後、東京の会社に勤められる事となり、なかなか会える機会はなくなってしまいましたが、今回シゲルさんの個展を観に来てくれ二年振り(?)に会う事が出来ました。
お喋りしていると、驚くほどにあっと過ぎてしまった時間。
だけど東京でがんばっているあゆこさんの顔を見ていたら、なんだかそれで満足で、わたしは嬉しかったです。
あゆこさん、どうもありがとうね。



初日と最終日、二回もシゲルさんの展覧会へ足を運んでくれた吉田くん。
その吉田くんがシゲルさんにプレゼントしてくれた、『高橋悠治コレクション1970年代』という文庫本。
シゲルさんは仕事へ行く時にいつもリュックに忍ばせて、少しずつ読んでいるそうです。
ただ少し難しい内容のようで、わたしには読む事が出来るのか…
けれども、吉田くんが教えてくれるものには、たいがいわたしはまんまと心を奪われてきました。
Feist、New Buffalo、Juana Molina、Electric President…
そして、沢山の映画。
吉田くんと会うと、一つ、必ず好きなものが増えていきます。
話が繋がっているのかいないのか…吉田くんから教えてもらったもので、また好きなものが増えていくといいな。
あ、そうそう。遠くからシゲルさんと吉田くんが並んでいるところを見ると、きっとなんだか同じように見えるかも。



「これ、次にめろんちゃんが来た時にあげようと思って」。
英理ちゃんのおうちでお風呂へよばれる時に、そう言って手渡されたムーミンのバスボールが二つ。
丸い入浴剤の中に、ムーミンの仲間達の小さなキャラクターが一つ入っているという、フォーチュンクッキー的なものです。
これを手渡されたわたしはなんだか妹のような感覚が湧き上がってきて、「わーわー、英理ちゃんってお姉ちゃんみたいだー」と脱衣所でジタバタと感激してしまったのでした。
わたしが次に来た時のために(いつ来るかわからないのに)、わたしが喜ぶものを用意してくれてるだなんて…
東京から帰って来て、自宅のお風呂でゆっくりと楽しんだバスボールには、ムーミントロールとちびのミイが入っていました。
今は洗面所に二人仲良く並んでいます。
毎日目が届くところに誰かからプレゼントしてもらったものがあるというのは、なんかいいなぁ…。