朝からシゲルさんはホームセンターまで自転車を飛ばし、何やら忙しそうにしていました。
アートフェアも終わったばかりであるのに、この変わらぬ熱心さに惚れ惚れとして、わたしも変わらずシゲルさんの靴下のほつれを気にかけながら洗濯物を干します。
午後からはシゲルさんとふたりで林勇気くんのグループ展、ACG企画展『migratory - 世界に迷い込む -』(at ARTCOURT Gallery 2009年11月24日〜12月12日)へ行ってきました。
つい先日までneutron kyotoで開催されていた個展を拝見出来なかったので、今日はとっても楽しみで、この日はライブパフォーマンスもあったため「絶対見に行くぜぇい」と意気揚々にはしゃいでいましたが、会場に着いた頃にはライブも終了しており…。ぬーん。
けれども、ゆっくりと拝見出来た展示はもう本当に最高でした。
この展覧会は林勇気くん、牡丹靖佳さん、山野千里さんの三人からなるグループ展で、林くん以外のお二方の作品を拝見するのは初めてでしたが、どうして今まで知らなかったのだろう…と、観終えた後に落ち込む程で。
林くんの奥へと広がる映像は果てしなくファンタスティックで、願いが叶うのであれば、この映像を壁一面に投影した寝室がわたしは欲しいです。
今年足を運んだ展覧会の中で、三本の指に入るものだったのではないかなと思いました。胸キュン。
そのまま鼻息を荒くして、今度は本町のAD&A galleryまで。
西光祐輔くんの個展のオープニング・パーティーにお邪魔しました(西光祐輔写真展『NEW GAMES』 at AD&A gallery 2009年11月27日〜12月16日) 。
会場に入ってすぐに目を奪われる雨の夜を撮影し続けた大作に、やっぱりこの人はなんとセンチメンタルな人なのだろうかと。
色っぽい男性というのは人それぞれ捉え方が違うと思いますが、わたしの中で西光くんはどこまでも色っぽく、センチメンタルで、山をも動かせそうな人です。
本人に言ったら嫌がられそうですが…。
会期中、この写真展に三回も足を運んだのに、写真を撮っていたのはこの一枚だけで、しかもブレッブレッで…。