冬耳くんと三人でのささやかな忘年会。
今夜は我が家に泊まっていく事になっていたので、毛布とオイルヒーターも車に詰んで来てくれたのだった。
また何度いただいても顔がだらしなくほころんでしまい仕方のない、ご実家からの沢山の穫れたて野菜。
チーズフォンデュのセットもお借りして、巷の華やかな忘年会とは程遠いが、のんびりとしたハイジの山小屋のような夜。シゲルさんの腹もめでたく動き始めていた。
シゲルさんと暮らし始めるようになってから、冬耳くんには本当によくしてもらっている。
響きあう歌のような二人が、うらやましくいとしい。
年の最後まで余すところなく、ありがとう。