朝から、念願だった『灯しびとの集い』(堺市大仙公園)へ。
無我夢中とはこのことで…興奮気味にシゲルさんを連れ回しては、バターになるんちゃうかというくらいに会場内を右往左往する。
「これは出会いやからね」と何度も独りごちり、自分で決めるにもかかわらず、うつわを手にしてはシゲルさんに「どうしようどうしよう…」を連発。
結局、悩んでいる内に売れていたり、冷静には考えられなかったりと、予定していた予算よりも随分と安い買い物になった。
夕暮れの公園をどこか消化不良のようにとぼとぼと歩き、「また明日も来ようかな…」の発言にシゲルさんは失笑。
昼ごはんを食べることさえも忘れていて、売店で買ったよもぎ餅のあんこの甘さにやっとほっとする。
まだまだ欲しいような…でも充分のような…そんな心持ちで、購入したうつわを大切に家まで持ち帰った。