裏手にある寺の鐘を聞きながら風呂につかって、ほどなく明けてゆく新しい年。
暖かく着替えてから、ふたりで近所の神社まで初詣に出かけた。
夜に来たのは初めてだったけれど、地元の人達でにぎわい、いつ訪れてもよい神社だなぁと思える。
手を合わせて願うことは、やっぱり毎年同じことで、そこに増えていく家族や大切な人。
夜も明けて朝陽が昇ると、ふたりで簡単に作った正月料理を食べ、ぼんやりと居間で新年の光を浴びた。
午後からはえみちゃんと大ちゃんが沢山のお土産を抱えて遊びに来てくれ、いつもとは違う、楽しくて、にぎやかな、それでものんびりと和やかなお正月。
今年も健康で、どうかよき年となりますように。