朝、穏やかな晴れ
パンにクリームチーズを塗ってローストビーフを挟み、それらを袋に詰めて、宿を8時前に出発する。
午前。レイキャヴィークから40キロ程走り、世界遺産でもあるシンクヴェトリル国立公園(Þingvellir National Park)へと向かった。
1号線から36号線へと入り、のんびりとした運転になったところで、車内の中でサンドイッチを頬張る。
途中、標高が高くなったのか、また一面に白い世界が広がった。
雪の中に見る、なんとも言えない湖面の色。
この辺りにはシンクヴァトラヴァトン湖(Þingvallavatn)という大きな湖を筆頭に、多くの湖が点在している。
ぼんやりと風景に溶け込んでいると、朝陽が昇って、世界がきらめいた。



シンクヴェトリル国立公園も間欠泉やグトルフォスと同様に、ゴールデンサークルと呼ばれる人気の観光スポットなので、朝早くから多くのレンタカーや観光バスが行き来をしている。
多くの車はかなりの勢いで飛ばして行くので、ゆっくりと走行しているわたし達の車はどんどんと追い抜かれていく。
写真を撮りたくなって停車する回数も多いので、きっと飛ばしていく人達よりもうんと長い時間をかけて目的地に向かっているのかもしれない。
わたしが鈍臭く写真を撮っている間、シゲルさんはしびれも切らさずに持ってくれている。
これは交際を始める前から変わらないことだけれど、それはとても有り難いこと。
その深い理解と協力に感謝をして、想いを込めてシャッターを切る。記憶はそれぞれに違うものだけれど、それでも時折「重なれ…」と思って念を込める。
いい写真が撮れていてもいなくても、振り返れば、いつもシゲルさん。




シンクヴェトリル国立公園のメインスポットに着くと、すぐに“ギャウ”は広がっている。
“ギャウ”とは、地球の割れ目のこと。
なんだか壮大過ぎてよくわからなくなるけれど、ここはユーラシアプレートと北アメリカプレートの境目の場所だという。
このギャウが陸上で見られるのは世界で二カ所だけだそうで(もう一つはアフリカ)、その地勢を見るために年中を通して本当に多くの観光客が訪れる。
大陸創世の源である場所…
そう思うと、なんだかとても凄いのだけれど、綺麗に造られた展望台の上に立ち、世界中からやって来た団体の観光客にもまれながらギャウを見下ろしていると、相変わらず混雑に弱いわたしは感受性ゼロ…みたいになってしまった。。。
「ほら、お父さん。そこに立って!写真撮るから!」
日本の団体観光客を見かけたのは、これが初めてのこと。



続々とやって来る観光客の波に逆らいながら、もそもそと展望台から降り、ギャウの間を通る遊歩道を進む。
遊歩道も綺麗に舗装されていて、安全かつ快適。
このギャウは今でも少しずつ裂け続けているそうで、アイスランドの国土は毎年2〜3センチ広がっているのだそう。
ギャウの断面層には過去数千年〜数万年の痕跡が見られて、それぞれの石の形や重なりに「そうなのか…」と思い、どこかぽかんとする。
この感受性のなさ、如何に…。



ギャウの横を流れている川は凍りついているのに、周辺にあまり雪が積もっていないのは、この辺りの地熱活動が活発だからなのかな。
こんなにも寒いのに、ちっとも雪が積もっていないことにぼんやりとしながら、川の流れと氷の揺らめきを眺めて「アークレイリの雪が恋しいなぁ…」と思った(ブリザードホワイトアウトはちっとも恋しくはないけれど…)。
わたしはどうしてこんなにも雪のある風景に惹かれているんだろう(日本海の血が流れているからかな…)。



南国の紀伊半島で、夏が来れば「海だ!川だ!山だ!」みたいに育ったシゲルさんは、相変わらず苔に夢中。
シゲルさんは、どうして苔に惹かれているんだろう…(熊野古道の血?)。



シンクヴェトリル国立公園の周辺は硫黄のにおいが強くて、近くでは地熱発電所からの煙が幾つも上がっていた。
朝から空はずっと穏やかで、気温もこれまでと比べたら随分と心地良い。
そんな中、苔むした溶岩石と湖の広がる風景に立っていると、急にめまいが襲った。
硫黄のにおいからなのか…旅の疲れがたまってきているのか…
シンクヴァトラヴァトン湖をぐるりと一周し、早々とレイキャヴィークの街へ戻ることにする。



帰りに立ち寄った、小さな町にあるMosfellskirkjaという教会。
アイスランドの教会は小高い丘の上にあることが多くて、そこから望むことの出来る町の風景はいつも素敵だった。
教会の前へ立つと、強くて冷たい風が吹く。
めまいの感じていた身体に、心地のよい風。
この旅の終わりが、もうすぐそこまで来ている。



宿へと戻り、シティな服(?)に着替えてから、レイキャヴィークダウンタウンへと出かける。
すると、宿を出てすぐに所で、下校途中の小学生から「あなた達は日本人ですか?!」と英語で声をかけられた。
小学4年生くらいの女の子二人組だ。
その高めのテンションに驚いていると、女の子達は間髪を入れずにどんどんと話しかけてくる。
なんでも日本のアニメがとにかく大好きでたまらないようだ。
好きな漫画のタイトルを色々と言ってくれる女の子達を前に、英語も漫画もちんぷんかんぷんなわたしは「日本のアニメは、すごいね…」とか思いながら、にこにこと女の子達を眺める。
「どうしても日本に行きたいの!」そんなふうに言う女の子に、シゲルさんは優しく言った。
「日本はとても綺麗な国だよ。いつか必ずおいで」
女の子達は「日本人と喋っちゃったーーーっ!」と無邪気に喜んでいて、その姿を眺めていたらなんだか無性に嬉しくなってしまった。
日本からうんと離れたここアイスランドで、こんなにも日本を想ってくれる小さな女の子達がいるのだな。
しかし…超ヤングガールズよ、どうしてそんなにも英語がペラペラなのか………(アイスランド公用語アイスランド語です)。
たっぷりとした微笑ましい気持ちを抱えながら、宿からも程近い12Tonar(トルフ・トナル)へと向かう。
ここ12Tonarは世界でも有名な、レイキャビークにある小さなレコード店
わたしはここでの買い物をとてもとても楽しみにしていた。
店に入ると、ナイスガイな店員さんが挨拶をしてくれ、わたし達にエスプレッソを運んで来てくれる。そして、「探している物があれば、いつでも声をかけてね!」と言ってくれたその対応に、なんだか訪れる人達を大切に思ってくれていることが伝わった。
そんな居心地のいい店内には、ソファに座ってゆっくりと試聴を楽しむ人達の姿。
わたしは日本ではなかなか思うように手に入らないアイスランドのCDを5枚ほど購入して、ほくほくとした気持ちになった。
「ミナちゃん、ちょっと飛ばし過ぎだよ…」



五月〜八月の間にアイスランドへやって来るという、この国のマスコット的な渡り鳥“パフィン”。
街のあちらこちらで大量に売られているぬいぐるみは、ずんぐりむっくりとしたキュートなフォルム。
けれど、実物は赤い目がちょっと怖くて(写真でしか見たことないけど…)、食用でもあるそうな…。美味しいんやろうか。。。
ダウンタウンには本当に沢山の土産物屋が点在しているのだけれど、その物価の高さにすぐにノックアウトされ、殆どスルー状態。。。
12Tonarでの買い物で、全てのショッピングが終了してしまったような心持ち…。



ドアマン?



超ヤングガールズに声をかけられた後にも、素敵な出会いがあった。
わたしがアイスランドへ行く前から拝見していたレイキャヴィーク在住の日本人女性のブログがあるのだけれど、その方に偶然お会いすることが出来たのだ。
偶然と言っても、わたしは彼女が勤めているお店を知っていて(こう書くと、ちょっと怪しいけれど…)、そのお店の前を通りかかった時に日本人の店員さんの姿が見えたので、「きっと、そうだ!」と胸を高鳴らせてお店へと入った(やっぱり怪しいかな…)。
すると彼女も日本人がやって来たことにすぐ気がついて、声をかけに来て下さる。
とても気さくな方で、ブログの文面から感じていた通りの優しいお人柄。
お店には週に2〜3日しか出られていないそうなので、わたし達の短いレイキャヴィーク滞在中に出会えたことは、やっぱりとても偶然なことのように思えた。
レイキャヴィークの情報も色々と教えて下さり、シゲルさんとわたしはすっかり嬉しくなってしまって、べらべらと話し込んでしまう…。
このお店はアイスランドデザイナーによるアクセサリーショップなのだけれど(セレクト雑貨もあり)、アイスランドの自然からインスピレーションを受けた作品には、繊細で女性らしいデザインの中に力強い美しさがあった。
実は。未だに結婚指輪のないわたし達は、いつかここのショップでリングを見つけたい…と、わたしは勝手に思っている。
アイスランドに暮らす日本の方にお会い出来たこと、本当に嬉しかったです。



そして。楽しかったお喋りの後にも、素敵な出会いは続いてしまった。。。
今となってみれば、この日はもう魔法がかかっていたとしか言いようがない…そんな出会いの連続だったように思う。
ちょっと興奮した気持ちでお店を後にして、ブローニーフィルムの現像を出すためにラボを探し始めた頃、突然の雨に見舞われた。
わたし達はカメラを提げていたので、大急ぎでコンビニの軒下で雨宿りをする。
どんどんと勢いを増していく雨に「宿も近いし、一度部屋に帰ろうか」と話しているところで、スーッと晴れ間が戻り始めた。
この国の天気は、本当にわからないのだ。
「よかったよかった」などと言いながら、またラボを目指して坂道を下り始めると、その道をツイーッと上ってくる一台の車のドライバーと目が合った(悔しいけれど、シゲルさんが)。
「!!?」
「!!!」
「ヨ、ヨ、ヨンシーだーーーっ!!!」
*ここからはエキサイティングした日記なので、どうぞスルーしてお進み下さい…*
シゲルさんとわたしは「あわわわ…」となりながら、通り過ぎて行ったヨンシーの車を振り返る。
ここでヨンシーの車が坂を上って行ってしまけばそれまでの話だったのだけれど、車はわたし達のすぐ後ろで停車!!!
「どうしようどうしようどうしよう…」
わたしはシゲルさんの腕をぐっしゃぐっしゃに握りしめながら、ジタバタとする。
それには大きな理由があったからだ。
この旅へ出る前のこと。写真学校時代の先生に会いに行き、アドバイスをもらいながら、わたしは七年振りにポートフォリオをつくった。
そのポートフォリオを、シガー・ロスのスタジオの前に置いて来ようと考えていたのだ(迷惑だけれど…)。
けれど、わたしはアイスランドの風景に呑まれ過ぎていて、そのポートフォリオのことをすっかりと忘れ、昨日までは一度もスーツケースから出すことはなかった。
なのに、今は持っている。
街へ出る前に、シゲルさんから「これからラボも探すし、何か役に立つかもしれないから、ポートフォリオ持って行けば?」と言われたからだった。
ヨンシーが目の前に現われたことにもビックリしていたけれど、その偶然にも胸が高鳴ってしまって、もうめまいがしてきそうだった。ジェットコースターが頂点に達した時の、あの気持ちとどこか似ている。
けれど、ヨンシーは目の前のお店で買い物をしていて、プライベートだし、声をかけるのは申し訳ない…
そんなふうにずっともじもじしていると、シゲルさんが言った。
「ミナコがシガー・ロスに届けたいって、想いを込めてつくったポートフォリオを今持ってるんやで。それで、ヨンシーに直接手渡せるチャンスが来たんやで。こんなことないで。でも、僕は手を貸さない。ミナコ自身が決めればいい」
それを言われた瞬間に、なんだかわたしは勇気が出て、申し訳ないと思ったけれど、買い物を終えたヨンシーに思い切って声をかけた。
が、わたしの英語は全く通じず…。OMG…
不思議がるヨンシーの前で、更に「あわわわ…」となってしまった。。。
すると。思い切って声をかけたわたしの姿を見届けて、シゲルさんが駆け寄って来てくれる(ヨンシーはちょっとほっとした顔)。
そして、シゲルさんがヨンシーにわたしの想いを伝えてくれた(情けなくて、すみません…)。
ヨンシーは笑顔でその話を聞いてくれて、両手に沢山抱えていた荷物を全て片手に持ち直し、わたしの手を握ってくれる。
「クールな贈り物を、ありがとう!」
わたしはその手を両手で握りしめ、ヨンシーの笑顔を目に焼き付けた。
魔法みたいな、幻みたいな、オーロラみたいな…そんな時間。
見えなくなるまで手を振って、ヨンシーの車を見送る。
そして、一気に身体に震えが起こった。




ラボを探していたはずだったのに、もうそれどころではなくなっている。
さっきの雨宿りがなかったら…日本人女性に会えていなかったら…超ヤングガールズが声をかけてくれなかったら…
そんなふうに一つひとつを辿っていくと、またどっとした熱いものが込み上げた。
突然の雨に、ありがとう!Tさん、ありがとう!超ヤングガールズよ、ありがとう!背中を押してくれたシゲルさん、ありがとう!
そして。ヨンシー、ありがとう!
あー、先生に会いたいよぉーう。
震えた身体を両手で抱えていると、出会った人達の笑顔や先生の言葉が走馬灯のように駆け巡っていた。わ、わたし、死ぬのかな…。
レイキャヴィークの人達の憩いの場でもあるチョルトニン湖まで行き、水鳥を眺めながら、どきどきとした身体と心を落ち着かせる。
アイスランドは「氷と火の国」と呼ばれているけれど、「ここはほんまに魔法の国かもしれん…」と思いながら、暫くは心が戻って来そうにはなかった。
あんなにもヨンシーと会話していたシゲルさんは、もう目の前の水鳥達に夢中になっている。。。





チョルトニン湖でひとしきりの熱を冷まし、街のインフォメーションまで行って、ブローニーフィルムが現像出来るラボの場所を聞く。
ダウンタウンからは少し離れた場所にあったので車で行ってもよかったのだけれど、まだ興奮していたわたし達は(わたしは)ラボまでの道程を歩いて行くことにした。
「ヨンシーに、ヨンシーに会っちゃったーーー!」
シゲルさんとわたしはトトロに会ったサツキとメイみたいに、ヨンシーに会えた興奮を話しながら歩く。
けれど。。。ラボは思っていた以上に遠くて、興奮も冷めた感じで到着…。
そして、受付のお姉さんの冷たさと(クールさ?)、アークレイリよりフィルム1本辺り200円(!!!)も高い現像代に、一気に心も身体も冷え込んだ。ブルッ。。。



とぼとぼとまた一時間程かけてダウンタウンまで戻り、Bónus(スーパーマーケット)で晩ごはんの食材を調達。
ダウンタウンのBónusは観光客や地元の人達でとにかく混み合っていて、いやらしいわたしは「みんな何を買っているのかな…」と、人様の買い物カゴの中をちらちらと覗く。
長い列が出来ていたレジを終えて店の外へと出ると、雪が舞っていた(さっきまで晴れ渡っていたというのに、この国のお天気ときたら!)。
Bónusの軒先で雪が止むのを待ちながら、ぼんやりとダウンタウンの風景を眺める。
レイキャヴィークの人達は、どうしてこんなにもオシャレに見えるんだろうか…。そして、ホットな女性は何故かみんな全身黒い(服装がね)。
暫くすると雪も止んで、道路に出来た水たまりに西日が当たる。
雪宿りですっかり冷えてしまった身体を、Reykjavik Roastersというカフェへ行って暖めることにした。
ここはアイスランドへ来る前から来たいと思っていたお店の一つ。
(実は。12Tonarへ行った後にも覗いたのだけれど、その時は満席で入れなかった。それもヨンシーと出会えたことと繋がっている!…何度も、すみません)
店内にはレイキャヴィークのクールな若者達が集っていて、じゃがいものようなわたしは一瞬たじろぐ。観光客でにぎわっていたCafé Lokiとは、全く違った雰囲気…。
けれど、コーヒーの味は丁寧で美味しく、お店の雰囲気もよくて、スタッフのお姉さん(確実に年下…)は美人、お兄さん(確実に年下…)もかっこいい。そんな空気にわたしも混じれているんだわ…と、思っていたかどうかはわからないけれど、すっかりうっとりしてしまい、随分と長居をしてしまった。
気が付くと閉店の時間を大きく過ぎていたのに、お店の人達は全く急かす様子がない(空気読めていないだけかな…)。「なんだかいいなぁー」と思いながら、ほくほくとした気持ちでお店を後にした。



これが首都だとは思えない程、レイキャヴィークダウンタウンは本当にこじんまりとしている。
それでも、そんな中に多くの素敵なお店がぎゅっと集まっているのだから、その楽しさといったら、もう…!
アイスランドを訪れる観光客のリピート率は、なんと70%以上なのだそう。
もちろん圧巻の大自然に魅了される人達が多いと思うのだけれど、こうした街の居心地のよさもきっとくせになってしまうのではないだろうか。
わたしはアイスランドの音楽に惹かれてここまでやって来たけれど、すぐにこの国のありとあらゆるものの虜になってしまった。
この国は、街と街の間に果てしない余白があって、豊かな自然の中には、いつも美しさと悲しさがある。
そして、街に辿り着けば、いつでもほっとする居場所を見つけることが出来るのだ。
これから何度、この国を訪れることが出来るのかはわからないけれど、わたしの人生にとってアイスランドはとてもとても大きな存在となってしまった。
超ヤングガールズよ、おばさんもこんなにもアイスランドを想っています。



夜。宿に戻り、共同のキッチンで晩ごはんの支度を始めると、野菜を切っていたわたしの横でトマトソースの缶を開けてくれていたシゲルさんが「そうきたかー」と言った。
今夜はトマトソースの缶を使ってスパゲッティを作ろうと考えていたのだけれど、アイスランド語のわからないわたし達の買い物はいつも商品のパッケージ頼み。
そして、トマト缶だと思ってさっき買って来たそれは、なんとトマトソース味のスパゲッティ缶だった。。。
初めて目にする異様な缶詰の光景に、ふたりで少し固まる。それから、ひとしきり笑って、ずぶずぶのスパゲッティを仲良く半分こにして食べた(スパゲッティの缶詰って需要あるのかな…)。
昨夜に続き残念な晩ごはんだったけれど、これも旅ならではの楽しい思い出。
スパゲッティは、もちろんとってもまずかった!
深夜。シゲルさんが「星を見に行こう!」と言うので、また防寒着に着替えて外出。
車で郊外へ出たけれど、星は見えないは、道に迷うは…で、結局すぐに戻って来ることになった。
そして、戻って来たところで、昨日のチャウチャウと遭遇!
「!!!」
わたしは英語も出来ないのに、飼い主さんは怖い人かもしれないのに、想い抑え切れずで、ふがふが言うチャウチャウを撫でまわし、「ソー、キュ〜ト♡」とか言う。
飼い主さん、めちゃくちゃにいい人。ほっ。
ああ、今日はテンション高めの超ヤングガールズとTさんとヨンシーとチャウチャウで、なんて一日やったんやろか。。。
部屋に戻り、小さな音量でヨンシーの音楽を訊きながら、うっとりと就寝。
嗚呼…魔法の国、アイスランド