シゲルさんが出勤すると、ひとりで大阪へ出て、航空券の手続き。 まだまだ先のことと思っていたのに、目星をつけていた飛行機にはもう空席がなくなっていて、別の便をおさえることに(少しでも安い乗り継ぎ便で行くため)。 印刷された航空券の価格に、改め…

福ちゃんとシゲルさんと、奈良。 わたしのお勧めスポットでもある県庁の屋上へ上ると、福ちゃんは「やっぱ奈良ええなー」を連発。 長いアメリカ生活から帰国すると、日本人は連なりの風景の中に生きているのだということを再確認して、改めて驚いたのだそう…

吉年佐弥子さん写真展『星に放つ』(at “Lime Light”)。 かつて。わたしがまだ発表をしていた頃、同世代の作家の中で、強く刺激を受けていた方のひとりです。 思いがけず、六年ぶりの再会。本当ならば、会えていなかったのに。 彼女の展示を拝見するのも、と…

届いたお手紙に同封されていた、小さな手づくりのプレゼント。 季節はどんどんと秋寂びて、恋しい誰かを想う夜が長くなってきているのに、それは手のひらに春を連れて来てくれたみたいで、胸がふわりと華やいだ。 手紙が持つ、「どこでもドア」のような…そん…

久しぶりに、ひとりで眠って目覚めた夜と朝。 昨夜ベッドに入って目を閉じる時、心に「神様…」と思った。 わたしにとっての「神様」って、いったいなんなのかはわからないけれど、けど、そう思った。 こんな気持ちは久しぶり。だけど、ずっとずっと根源にあ…

写真に魔法がかかる。 幾つもの作品がうまれていく、不思議な場所。 思えば、ずっと積み重ねてきたことなのだ。 わたしの魔法の在処には、美味しいコーヒーと木のにおい。 そして、家族のことが大好きな犬。

昨日、瞳さんからプレゼントしていただいた鳥柄のテーブルナフキン。 ナフキンを広げてみると、なんと違う種の4コケコッコーが登場! 「見て見て!」とシゲルさんに言うと、シゲルさんは開口一番に「わぁ、うまそうやな!」との声。 ……………… テーブルナフキン…

お茶や食事をしながらゆっくりと話しをすることも好きだけれど、こうして四人で初めて訪れた遠足での時間は、これまた格別なものがあった。 ちょっと楽しい未来を想像する、和やかな日曜日。

庭で作業をしていると、散髪から帰って来たシゲルさん登場。 髪を切りたての時は、なんだかいつも子供っぽく見える。 アラフォーなんやけども…

「ミナちゃん、大変や。バスが事故ってる…」 というわけで。今週末も、再び京都まで。 先週も訪れたgallery nearで、大槻香奈さんが参加されている三人展へ。 中村至宏・下田ひかり・大槻香奈三人展『言葉のうまれる前に』。 三名それぞれの描写力の豊かさや…

眠たい目を強くつむったり大きく開いたりしながら、まだ太陽が昇る前の台所で、ただ黙々とシゲルさんに弁当をつくる。 自分が手を動かす音と換気扇が回る音。外はまるで音がないみたいな世界。 窓の外がぼんやりと明るくなれば、鳥達が声を出し始める。 弁当…

ふたりで京都へ。 京都造形大学で、シゲルさんの美術学校時代の先生でもあった原田要さんの展示『起源を歩く−Jomonと原田要の庭』。 原田先生の立体作品と縄文土器を並べて展示するという!なんともわくわくとする、不思議な展覧会。 照明が薄暗く保たれた展…

レトロレトロレトロトトロ…

シゲル菜園のバジル(シゲルバジル…)。 バジルって、面白いくらいに生えるのだな。

国立国際美術館。 ビル・ヴィオラ初期映像作品の無料上映会へ。

よく見ると、怖いな。

日差しはまだ真夏のように、見事に秋晴れた一日。 青空の下、風は立ち、時が震える。 産声は遠くから。

恋をした。

昨日のこと。シゲルさんの作品を何点か持って下さっているコレクターの方が、シゲルさんのアトリエを訪ねに来て下さりました。(ニホンゴッテ、ムズカシイネ…) 栃木県から。本当に遥々と、です。 シゲルさんのアトリエは「アトリエ=自宅」なので、なんだか…

お昼ごはんに瞳さんと二人でハンバーガーを頬張り、夜は山内さんとシゲルさんも加わって、キンキンキラキラ金曜日。 何かに思い悩んだり、疑問を抱え込んでしまった時、わたしは瞳さんに相談しようと秘かに決めている。

赤い彼岸花とまだ青い実を付けた栗の木が、何度となく風に揺れる。 野山を抜けて、幾つかの川を渡り、里帰り出産をするえみちゃんに会いに三重までやって来た。 晴れ渡った風の強い日で、木々の枝が折れ、立て看板やのぼりの旗が倒される。 それでも城下町を…

夕暮れの頃、Ólafur Arnaldsの『Living Room Songs』を聴いて。 窓辺。そして、筋目と。

また手持ちの写真と『お豆』の日付けが追いついてしまったので、久しぶりに「食卓のふたり」を載せます。 お相撲さんのように大柄で大食漢だった父と、そんな父のためにせっせとごはんを作ることが生きがいだったマッチーとの間にうまれたわたしは、ごく自然…

方々からの光と走る風。

ほぼ日。

テレビが台風の話題を繰り返す中、ふたりで雨降りの京都へ。 gallery morning kyotoで、田中秀介くんの個展「回想と突発のわれわれ」(9/10〜9/22)。 DMをいただいた時から感じていたけれど、今回の新作には様々な人物像が描かれていて、寡黙で湿度の高い前…

今年も松野さんの写真展へ。

わたしの帰る場所は、いったいどこにあるんだろう。

写真部の香奈ちゃんから嬉しいお便り。 心踊る手づくり封筒には、かわいらしいりんごの切手。 わくわくしながら封を開けると、中からは顔がほころびっぱなしになってしまうお手紙と香奈ちゃんのポストカード、玉露とほうじ茶のティーバッグが出てきました。 …