2009-01-01から1年間の記事一覧

鈴木啓文さん個展『中央線』(at 月夜と少年)。 紙の上に描かれた中央線沿いのスケッチには、果てしない程の無数の線。 そこには街の風景があるだけで人などどこにも描かれていないのだが、わたしはかつての誰かを思い起こす。 消えそうになりそうな線の先…

ロケ先の岡本英理ちゃんから贈り物。 今回もまた映画のスチールで二ヶ月程離島に行っているのだった。 自宅の郵便受けに不在表が入っていたので、再配達してもらうため局に電話をする。 不在表に明記されていた受取人の名前を訊かれたので、書かれてあるとお…

一昨日、久しぶりのデートをした。 楽しくて興奮し過ぎたわたしの様子を、シゲルさんは笑いながら何度も真似ていた。 その笑顔を想うと、わたしは今よりももっともっとシゲルさんに優しい人でいようと思った。 毎日アトリエで静かに制作に励んでいるシゲルさ…

“RICアートカプセル2009”、無事終了いたしました。 沢山の方のあたたかな気持ちと力に支えられて、最後まで精一杯がんばる事が出来ました。 詳しくは遅れ過ぎなこのブログの10月18日の日記で書きたいと思います(今年中に書けるかしら…)。 かわいい男の子に…

冬耳くんのおうちは、旬をいただく喜びをいつも我が家の食卓へと運んで来てくれます。 いつも本当にありがとう。

“RICアートカプセル 2009”

夕方、冬耳くんが沢山の秋の味覚(丹波の黒豆、栗、さつま芋)を持って我が家を訪ねて来てくれました。 近頃は制作や仕事のことでずっと気持ちの切り替えが難しかったわたし達三人にとって、とても大事なこの日の夜。 久しぶりのゆったりとした素敵な外食も…

いつでも小さな鍵が開かれて、すぐにお涙ちょうだいになろうとする。 どうしよう、秋が迫ってくる。

美術館の方と電話での最終打ち合わせ。 元来わたしは人前で話しをする事に、途方もなく向いていないと思います。 それでも、これまでにもこうして幾つかの写真教室やトークイベントを開いていただく機会があり、その度に力を尽くしていても何かが申し訳なく…

小さな作品はアトリエから持ち出して、食卓の上に大きなクラフトペーパーを敷いてダイニングで描いてくれる。 一緒に暮らしていても家にいる殆どの時間をアトリエで過ごしているシゲルさんが、寂しくさせないようにと努めてくれている行為なのだ。 わたしは…

「慣れあいの様に暮らしても 君を傷つけてばかりさ こんなに君を好きだけど 明日さえ教えてやれないから」 今なんとなくこの歌を口ずさんじゃったりして、やっぱりどこまでも昭和生まれだな、と。

ワークショップをさせていただく会場の下見と美術館の方との打ち合わせ。 当日アシストとして来てくれる事となったシゲルさんも一緒に。 朝の八時に家を出発し、帰宅すると夜の十時を回っていた。 沢山歩き、沢山写真を撮り、熱い話し合いが繰り広げられた、…

asamiさんとゆっくりお話しをした一日。 待ち合わせの駅で改札口から出て来たasamiさんを見ると、逸早くも「ああ、綺麗だなぁ」と今日も思ってしまったのだった。 新しく購入されたというデジタル一眼のカメラを見せていただきながら、そのカメラを握る、フ…

ヴァージニアのお誕生日。 ヴァージニアはジゲルさんがニューヨークのキャンプヒルで働いていた時にお世話になっていた家のハウス・マザーなのだ。 日本時間の夜九時半に、シゲルさんがヴァージニアに電話をかける。 携帯電話の向こう側からまず聞こえてきた…

RICアートカプセル 2009年10月17日(土)・10月18日(日) 会場:六甲アイランドシティ(リバーモール北側及び緑道周辺) 17日 18:00〜19:30 オープニングイベント「灯りの散歩道」 18日 12:00~16:30 メインイベント「アート・ストリート・ギャラリー」 ※雨…

はじめての出会いに胸が高鳴っていくのは、嘘みたいに晴れの日にピクニックでもするかのように嬉しくて、身体や心にいいエネルギーが満ちていくような感じがする。 今夜、一つの出会いを重ねて、また行ってみたい国が増えてしまったのだった。 オランダ在住…

えみちゃんと映画「南極料理人」(2009年/日本/監督:沖田修一)。 南極であるのに、あの何も起こらなかった感が何よりも素晴らしい映画でした。 心を熱くさせられるのでもなく、感動してしまうわけでもない。 けれども、油がぎとぎとで決して美味しくはな…

映画「マルタのやさしい刺繍」(2006年/スイス/監督:ベティナ・オベルリ)。 夢見るようなスイスの小さな町を舞台に、誰しもがうっとりとするような物語が始まっていく… のではなく、人間味にあふれた登場人物達が、家庭という場所でならどこにだって起こ…

朝、自分の携帯電話のアラームが鳴って目覚めたシゲルさんは(自分で起きるのは案外珍しいのだが)、次の瞬間に電話を耳にあてていたのだった。 うーん、それは着信ではないと思う。 (写真は食卓の下のシゲルさんの足。わたしはなんとなくシゲルさんのつま…

二周年という事で(ほんとは先月)、シゲルさんが食事に連れて行ってくれました。 お店は兼ねてから噂を耳にしていた、うちから歩いて三十分ほどの所にある石釜ピザのレストランです。 ディナーはお値段が上がるため、ランチの時間に予約を取りました。 互い…

失敗をした。 今朝もシゲルさんに持たせてあげるはずだったお弁当のおかずを、手元が滑り床に落としてしまったのだった。 残ったのは先に冷ましておいたごはんと僅かなちくわだけで… 今頃、社食で何食べてるのかしら。。。 【朝ごはん】 ・オニオンベーグル…

まだシゲルさんがベッドで眠っている中、朝陽が差し込むお台所でバゲットを切っているとなんとも言えない心持ちとなった。 この生活が始まるまでのわたしにとって朝ごはんの時間は何も特別なものではなかったのに、毎日は一つの交わりであっさりと変わってし…

「星守る犬」(村上たかし 著・双葉社・2009年)という漫画。 本屋さんで表紙のかわいらしい犬と目が合って、誘われるようにこの本を手に取ると、わたしはものの見事に号泣してしまう事となりました。 そんなわたしに驚いたシゲルさんは、静かにこの漫画を読…

玉川温泉に一ヶ月ほど滞在しているみどりんごちゃんから、秋田の名産品が沢山届きました。 じゅんさいのあのぬめりは、いつどの段階でああなるのか…シゲルさんと「ああだ」「こうだ」とディスカッションしてみたものの、答えは出ないままで(調べればすぐに…

「身を削って作品をつくる」という意味を、わたしは自分の身体まで痛くなるほどに知ってしまった。 自分も幾つかの作品をつくってきたはずなのだが、これはわたしのそれとは全く違っている。 神様。都合のいい時だけ、「神様」だなんて…ごめんなさい。 だけ…

どんな朝であっても、必ず一緒に朝食をとるということ。 何よりも大切にしたいと思うこと。 【おやつ】 昨日、fleurie. KRONEさんが持って来て下さったブラウニーにアイスクリームを添えて、シゲルさんと食後のデザートにいただきました ;)

女の子ロハス・ファンタジーユニット“fleurie. KRONE”さんの撮影。 冬に発売予定の新しいCDジャケットの撮影をしました。 今回fleurie. KRONEさんには初めてお会いしましたが、お二方共とてもあたたかなお人柄で撮影も終始一貫として和やかに。 お土産で持っ…

冬耳くんがポートフォリオ制作のため、午前中から我が家へパソコンを使いにやって来ました。 いつものように椅子も持参して来てくれ(我が家にはお客様が来た時の椅子がありません)、冷房環境も整っていない我が家のために小さな扇風機まで持って来てくれた…

数日後にある撮影のため、シゲルさんに付き合ってもらいロケーション・ハンティング。 どこまでも攻め込んでくる蚊と闘いながら。。。